高野山の無量光院は、白河天皇の第四皇子・覚法親王が創建した寺院で、戦国時代に中興されました。
上杉謙信公が伝法潅頂を受けた場所としても知られ、高野山真言宗の伝統を受け継ぐ歴史ある寺院です。

所在地〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山611
TEL0736-56-2104
営業時間6時~21時
アクセス和歌山ICから約1時間
駐車場
ホームページhttps://muryokoin.jp/

無量光院

平安時代に白河天皇の第四皇子・覚法親王(1092年~1153年)によって創建されました。
その後、戦国時代には学徳で知られる印融大徳(1453年~1519年)が中興し、彼の弟子である覚融法印(1472年~1555年)や清胤法印(1521年~1600年)などの名僧を輩出しました。
特に、越後の太守・上杉謙信公(1530年~1578年)は清胤師のもとで伝法潅頂を受け、密教の阿闍梨権大僧都の位階を得ています。また、無量光院に併設されている悉地院(しっちいん)は、観賢僧正(854年~925年)によって創建されたと伝えられています。
無量光院は、長い歴史の中で多くの高僧や武将と深い関わりを持ち、現在も高野山真言宗 総本山金剛峯寺の塔頭寺院として、その伝統を受け継いでいます。