総本山金剛峯寺の塔頭寺院として知られています。
本尊は「赤不動明王」と呼ばれる不動明王像で、日本三不動の一つに数えられています。
寺伝によれば、弘仁7年(816年)に弘法大師空海が高野山開創の際、自ら五大明王を刻んで安置し、明王院を開創したと伝えられています。
その後、平安時代末期には一時衰退しましたが、如法によって再興されました。
所在地 | 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山146 |
TEL | 0736-56-2106 |
営業時間 | |
アクセス | 和歌山ICから約1時間 |
駐車場 | |
ホームページ | http://www.acala.jpn.org/ |
高野山で最も初期に創建された寺院の一つとされ、本尊として日本三不動の一つ「赤不動明王」を祀っています。この赤不動明王は感得像で、赤い身色の不動明王と二童子を描いた画幅です。伝説によると、弘法大師の甥で後の天台座主となる智証大師円珍が修行中に感得した不動明王の姿を、その感動から自分の血を岩絵の具に混ぜて写し取ったとされています。この赤不動明王は平安時代から庶民に深く信仰され、多くの人々の崇敬を集めています。