日本でも有数の果物大国・和歌山。みかんや柿が特に有名ですが、実はいちごの栽培も盛んなんです。
和歌山県ではおもに、「さちのか」や「紅ほっぺ」など全国的に有名な品種のいちごが多く栽培されていますが、和歌山に行ったら是非食べてみて欲しいのが、和歌山生まれの品種「まりひめ」です。
いちご栽培が盛んな紀の川市を中心に、いちご狩りが楽しめる観光農園が多数あり、もぎたてのフレッシュな果実をその場でいただくことができます。
また、期間限定で楽しめるいちごを使ったスイーツや、直売所にズラリと並ぶいちごなど「もう食べきれない!」というぐらい、いちごを満喫することができるのです。
この記事では、実際に和歌山県でいちごを楽しみ尽くしたレポートをもとに、いちご情報をたっぷりとお届けします。
「和歌山まで行けない!」という方には、お取り寄せいちごスイーツの情報もご紹介していますよ~。
いちご狩りでいちごを食べ尽くそう!
「とにかくお腹いっぱい、いちごを食べたい!」
そんなあなたにおススメなのは、ずばり!いちご狩り。
和歌山県内には毎年1~5月ごろまでの期間、紀の川市、御坊市、九度山町などにある観光農園でいちご狩りが楽しめます。
農園では、もぎたてのフレッシュないちごをその場でいただくことができますが、「いちご食べ放題」という農園もたくさんありますので、とにかくたくさんのいちごが食べたい方は食べ放題の農園を選ぶと良いですよ。
【体験談】紀の川市の高橋ファームで、食べ放題のいちご狩り!
大人2名と幼児1名で、紀の川市にある高橋ファームまでいちご狩りに出かけてきました。
高橋ファームでは40分・2,500円(大人1名)で食べ放題という事で、「今日はいちごを食べ尽くすぞ!」と張り切っていちご狩りをスタート。
目の前に広がるいちご畑に、私たちのテンションはMAX!
いちごは手で摘んでも良いし、貸し出されているはさみを使ってもOK。次々に収穫しては、口へと運びます。お喋りするのも忘れて夢中で収穫し続け、あっという間に40分が経過。
結局三人で100個近くのいちごを食べて、「もうしらばくいちごはいらない!」というぐらいお腹いっぱいになりました。
私たちが行ったのはココ!
高橋ファーム
所在地 | 和歌山県紀の川市北中354 |
電話番号 | 090-8576-4244 |
営業時間 | 10~15時(入替制)最終入場は14時 |
営業期間 | 3月下旬から6月頃まで ※不定休のため、要問合せ |
入園料 | 入園大人(中学生以上)2500円、小学生2000円、3歳~小学生未満1000円、70歳以上1500円、1・2歳の子どもは大人1人につき1人無料、それ以上は子ども1人につき800円 |
アクセス | 公共交通:JR打田駅→車10分 車:京奈和道紀の川ICから県道62号経由2km3分 |
駐車場 | 無料の駐車場あり(10台分) |
※予約はじゃらんで受け付けています。
和歌山県内でいちご狩りができる農園
【土日限定】朝一番に並んででも食べたい!人気沸騰の超贅沢いちごパフェ
続いてご紹介したいのは、旬のとれたてまりひめいちごをなんと30個も使って作られる巨大いちごパフェ。
和歌山県伊都郡かつらぎ町にある「道の駅 くしがきの里」で、土日祝日のみ販売されているフルーツてんこ盛りの巨大パフェは、朝から大行列ができるほど大人気!
1月のいちごに始まり、桃・シャインマスカット・キウイ・柿・イチジク・ミカンなど季節ごとに地元で収穫される旬の果物をたっぷりと贅沢に使って作られるパフェには、同じく和歌山県にある「黒沢牧場」の濃厚なアイスクリームがたっぷりと入って、ボリューム満点!
中でも特に人気を集めているのが、1月~5月ごろまでの期間限定で販売されているいちごパフェ。
地元・木村農園で収穫されたまりひめをおよそ30個も使った超・贅沢仕様で、お値段は3,500円ですが、それ以上の価値あり!
ちなみにいちごを約10個使ったミニサイズパフェも2,000円で販売されているので、人数やお腹の好き具合に合わせて選ぶことができます。
また、もっと大きいパフェを食べたい方は一日10個限定「箱パフェ」5,800円も販売しています
※価格はいずれも税込。2023年3月現在の情報となります。
チョコっとウラバナシ
開店前に並んでも40分待ち
朝10時から販売開始のパフェ。私たちは9時30分に到着したのですが、すでに行列ができていました!
9時45分ごろにお店の方から配布された整理券は5番。結局、パフェを受け取ったのは10時10分頃でした。
混んでいる日だと1時間近く待つこともあるそうなので、もし行かれる場合は、開店前にお店に到着するように行くのがおススメです。
巨大パフェは転倒に注意!
フルサイズのパフェは、いちごが贅沢に乗りすぎていて今にも倒れそう!実際、私たちは運ぶ途中で倒しかけてしまい、少し歪んでしまいました。(写真のパフェ、ちょっと歪んでいるのが分かりますか!?)
みなさんも、持ち運ぶ時は気を付けて下さいね。
▶︎いちごパフェが食べられる!おすすめの2店舗
新鮮ないちごが買える場所
いちごが旬の季節を迎えると、和歌山県では農園周辺でいちごの直売所が開かれます。
また、近隣の道の駅でもとれたてのいちごがずらりと並びます。
実は、まりひめはとっても繊細で傷みやすいためほぼ県内でしか流通していない品種なんです。そのため、大阪や奈良、京都や三重など近隣府県からもたくさんのお客さんがまりひめを買いに和歌山までやってくるのだそうです。
JA紀の里はまりひめの取扱量も多くておすすめです。
ドライブがてら、和歌山県内の直売所や道の駅などで『まりひめ』を是非買ってみて下さい。
お土産にもおすすめ!いちごを使った人気のお菓子
まりひめ苺の生キャラメル(紀芳庵)
※写真は紀芳庵 (きほうあん) オンラインショッピングサイトより引用
和歌山県橋本市にある『株式会社オカザキ紀芳庵』で製造・販売されている『まりひめ苺の生キャラメル』は、和歌山県産「まりひめ苺」100%のピューレと、和歌山県海南市にある寺尾牧場の「ノンホモ牛乳」を使ったこだわりの生キャラメルです。
12粒入で680円(税込)で、株式会社オカザキ紀芳庵 オンラインショッピングサイトでお取り寄せできます。
まりひめいちごバームクーヘン(ふく田)
※写真はふく田 オンラインショッピングサイトより引用
和歌山県御坊市にある郷土銘菓処「ふく田」で製造・販売されている『まりひめいちごバームクーヘン』は、和歌山県産「まりひめ苺」を使用した手焼きのクーヘン。香り高い「まりひめ」の風味を、口当たりの良いしなやかな生地で包み込むように仕上げております。
2切れで390円(税込・送料別)で、ふく田 オンラインショッピングサイトでお取り寄せできます。
まりひめイチゴのムースとパウンドケーキとフレッシュいちご果実(DOLCE e CAFFE ARANCIA)
※写真はDOLCE e CAFFE ARANCIA オンラインショッピングサイトより引用
和歌山市毛見にあるカフェ「DOLCE e CAFFE ARANCIA(ドルチェ エ カフェ アランチャ)」が販売する「てんてんてんまりひめ~イチゴのムースとパウンドケーキとフレッシュいちご果実」は、そのまま食べてもおいしい苺を贅沢にもたっぷり使って作ったふわふわのムースと、まりひめを焼き込んだパウンドケーキと、岩出市のいちご生産者の中村さん生産のまりひめ(2L~3Lサイズ)2パックをセットにした贅沢なお取り寄せスイーツセットです。
1セット7,300円(税込・送料無料・季節限定)で、DOLCE e CAFFE ARANCIA オンラインショッピングサイトでお取り寄せできます。
通販やふるさと納税でもまりひめが手に入る!
ふるさと納税でまりひめを手に入れてはいかがでしょうか
まとめ
和歌山県のいちごの魅力は伝わりましたか?
和歌山県産の品種である『まりひめ』は、全国的にあまり流通しておらず、また1年のうちでも限られた期間だけ楽しめる特別ないちごです。
1月~5月ごろまでの旬の期間を逃さずに、是非和歌山まで「いちごづくしの旅」を楽しんでいただければと思います!
和歌山県は果樹園や農園、海や川など変化に富んだ風景が楽しめるのも魅力の一つです。
現地でレンタカーをして、ドライブしながら農園や道の駅巡りをしてみるのもお勧めですよ。