二河の火祭りは、約500年に渡り受け継がれる那智勝浦の伝統祭。
毎年決まって8月23日に三光山金剛寺にて行われ、たとえ平日であっても多くの観光客が集まるお祭りとなっています。

所在地〒649-5338 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二河457
TEL0735-52-2131
営業時間
アクセス和歌山ICから約2時間45分
駐車場あり
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二河の火祭

毎年8月23日に「二河の火祭り」が行われます。約500年の歴史を持つ荒供養です。
室町時代の永正7年(1510年)、金剛院裏山にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)に祀られた霊を供養するために始まったと伝えられています。
白装束に身を包んだ地元青年会の若者たちが本堂で採火し、両手に松明(たいまつ)を持って寺の裏山に駆け上がります。裏山にある目神八幡神社(めがみはちまんじんじゃ)の社前から、昔はお堂の上高く枝を張り巡らせた松の大樹に、今は張り巡らせた鉄線に、松明を振り回しながら投げます。遠くから眺めると、炎で山が赤く燃えているように見える、勇壮な祭りです。

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