古くより弘法大師・空海の御母公・玉依御前(たまよりごぜん)の御寺として知られる慈尊院。高野山が女人禁制であったことにちなんで「女人高野」とも呼ばれ親しまれています。
「子宝、安産、育児、授乳、病気平癒」など広く祈願して、日本でも非常に珍しい「乳房型絵馬」をご奉納するお寺で、連日多数の女性が参拝に訪れています。
また、九度山という名の由来にもまつわるとされている慈尊院。空海が月に九度(9回)、高野山から御母君に会いに来られたということから九度山と名付けられたという説があります。

所在地〒648-0151 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
TEL0736-54-2214
営業時間8時分~17時
アクセス有田ICから約40分
駐車場駐車場あり
ホームページhttp://jison-in.org/
拝観料境内自由
御朱印500円

高野山詣りは、まず高野山の玄関である慈尊院弥勒菩薩と縁を結び罪業(ざいごう)を流してから山上へ登って頂くのが、高野山への本参りとされていて、高野山の結縁寺と呼ばれているそうです。

高野山の玄関である慈尊院弘法大師さまが高野山を開いた際に慈尊院を建てられ、古くより弘法大師御母公のお寺として知られる慈尊院。いつしか「子宝、安産、育児、授乳、病気平癒」を願って、「乳房型絵馬」をご奉納して祈願するという日本でもたいへん珍しいお寺で、そのご利益を願って多くの女性に女人高野と称され信仰が続いています。絵馬には、安産だけでなく、子宝、あるいは乳がん、子宮がんなどの予防・完治など、広く女性の願いが込められているそうです。

弥勒堂(本堂)はお寺で1番重要な場所で、御本尊 弥勒菩薩さまが安置されています。御堂自体が弘法大師のお母さまのお墓であるため、弘法大師を産んでくれたお母さまにお願いすればなんでも願いが叶う信仰があるそうです。この本堂に「乳房型絵馬」が奉納されています。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されています。

大師堂(四国堂)は弘法大師さまの月命日である毎月21日に御開帳されています。訪れた日は偶然にも21日で、御開帳されていました。

慈尊院のシンボルである多宝塔。県指定文化財。色鮮やかです。

本堂である弥勒堂前で御朱印を受け取れます。御朱印が移らないように乳房型絵馬のはさみ紙が可愛らしい。慈尊院がよく分かるご利益マップには記念スタンプがもらえます。ご利益マップには拝み方や唱える言葉なども書かれていて、境内散策にはとても分かりやすいです。

罪業(ざいごう)を流し、高野山へ出発。