和歌山県に、南米・ボリビアのウユニ塩湖で撮影できるような美しい水鏡写真が撮影できるスポットがあるってご存じですか?
その場所は、紀伊田辺エリアにある「天神崎」という岬。
気象条件などが揃うと海面が鏡のような状態になり、SNS映えする美しい写真が撮影できるという事で日本全国から多くの観光客が集まる人気の場所となっています。
この記事では、天神崎でウユニ湖風の絶景をきれいに撮影するためのコツや、成功確率を高めるための情報を詳しくご紹介します。
まずは天神崎についてご紹介
天神崎は、和歌山県田辺市にある田辺湾北岸から突き出た岬周辺のエリアです。
地域住民が土地を買い取る事で自然環境を保護するナショナル・トラスト運動の日本におけるさきがけとしてその名を知られており、昭和49年2月に設立された「天神崎の自然を大切にする会」では今も天神崎の自然環境を大切に保護しています。
そのため、非常に美しい風景と豊かな自然環境が眼前に広がる和歌山県でも唯一無二の観光スポットとなっています。
また、近年では「ウユニ塩湖風の写真が撮影できるスポット」としても多くの観光客を集めています。
所在地 | 〒646-0050 和歌山県田辺市 |
TEL | |
営業時間 | |
アクセス | 和歌山ICから約50 分 JR『紀伊田辺駅』からバス『明洋前バス停』より徒歩約20分 |
駐車場 | ナビやGoogleMapで検索する際は以下のいずれかで検索してください。 一般駐車場①:田辺市目良19-7(天神崎元島第一駐車場) 一般駐車場②:田辺市天神崎49-19(丸山公衆トイレ横広場)※未舗装 |
ホームページ | https://www.tanabe-kanko.jp/view/sizen/tenjinzaki/ |
訪問前に必ずチェック!天神崎でウユニ塩湖風の絶景を見るための条件とは?
天神崎でウユニ湖風の風景を見ようと思ったら、気象条件と時間帯をしっかり確認してベストなタイミングを狙わないときれいな水鏡が見られず、思ったような写真は撮影できません。
ウユニ塩湖風の絶景を見るための条件
- 引き潮で水深が140~150cmになるタイミング
- 太陽が水面を照らしていて、且つ風がぴたりと停止している(風が吹いていると水面にさざ波が立ちきれいに反射しません)
京田辺市観光協会では、天神崎で水鏡写真を撮影するのにおすすめの日時を一覧にして公開しています。
カレンダーを見ると分かる通り、チャンスは1か月に1~2回の数十分だけなのです。撮影にトライするなら、このカレンダーで推奨されている日時に訪問することをお勧めします。
LINK
天神崎おすすめカレンダー(2024年1月~12月)※PDFデータです
天神崎観光の際に気を付ける事
田辺市観光協会によると、以下のような点に気を付けないといけないそうです。
- 観光協会が発行しているカレンダーの日時に必ず撮影ができるわけではなく、当日の天候や気象条件などによる
- 海岸のため、潮の満ち引きのタイミングで足が完全に水に浸かる事もある
- カレンダーのおすすめ日時は近隣地域で交通渋滞が発生したり、駐車場が見つからなかったりする事もある
- 天神崎周辺は道が狭く、事故などが起こりやすいため田辺市観光協会のホームページ記載の推奨ルート(→こちら)に協力して欲しい
Danger
撮影に夢中になるあまり、うっかりスマホやカメラを落としてしまう…というアクシデントがあり得ます。
撮影機器は首から下げられるストラップを付けるか、しっかりと防水対策を行っておく事をお勧めします。
撮影のテクニックを伝授!
天神崎でウユニ塩湖風の写真を撮影するのに特別な機材は必要ありません。条件さえ整えばスマホのカメラでも十分に映える写真が撮影できます。
ただ、少しのテクニックで写真のクオリティが大幅にアップし、プロっぽい写真が撮影できますのでぜひ試してみて下さい。
水平を意識して撮影する
水平が歪んでしまうと、とたんにスナップ感が出てしまいます。
特に水平線を境界として上下で画面が鏡状態になる水鏡の写真を撮影する際には、いつも以上に水平に気を付けるだけでプロっぽい仕上がりの美しい写真が撮影できるはずです。
傘や帽子などの小物を活用する
夕日を背景に、影絵のような写真を撮影するのも楽しいですよ。
その際、手に傘や帽子を持ってみたり、オーバーなポーズを取ってみたりするとユニークな写真が撮影できます。(自転車はやりすぎかも…)
光を調節する機能を活用する
普段は特に光量の調節などをせずに撮影している方が大半だと思いますが、天神崎でウユニ塩湖風写真を撮影するためには、光量やフィルタ、その他の各種モードを色々試してみて下さい。
ベストタイミングが数十分しかないので、とにかくシャッターを押しまくる事で奇跡のベストショットを狙うのもありです!
インスタ投稿写真も参考にしよう
天神崎でウユニ塩湖風写真を撮影した方がインスタグラムに投稿している写真も参考にしてみて下さい。
構図や小物など、上手に工夫している方がたくさんいるので、真似てみると良いと思います。
ついでに立ち寄りたい!天神崎周辺のグルメ情報
天神崎での写真撮影のついでに、ちょっと足を延ばして田辺市内のご当地グルメを楽しんでみませんか?
めはり本舗 三軒茶屋 弘力庵
ランチ営業のみなので、撮影前に是非訪れて欲しいのが「めはり本舗 三軒茶屋 弘力庵」。
握り飯を、浅漬けの高菜の葉で包んだ「めはりすし」は、紀州・熊野地方に伝わる郷土料理です。「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」、「目を見張るほどおいしい」ということから「めはりずし」と呼ばれるようになったそうです。
めはり本舗・三軒茶屋は、そんなめはりすしやお蕎麦が食べられる定食屋さんです。
ノーマルなめはりすしは、1個275円からオーダー可能。店主おすすめの「めはり天(1本1,210円)」は、海老天を巻いた天むすのようなめはりすしで、一口食べれば本当に目を見張るほどのおいしさ。
また、「いそま丼(1,100円)」は、ご飯の上にたっぷりと乗った新鮮なしらすと、甘口の海苔が絶妙にマッチしてお箸が止まらなくなります。
めはり本舗 三軒茶屋 弘力庵 店舗情報
所在地 | 〒646-0048 和歌山県田辺市栄町57 |
TEL | 0739-81-7707 |
営業時間 | 11時~14時(お昼のみ営業) 定休日:月曜日・火曜日 |
アクセス | 有田ICから約40分 |
駐車場 | 3台分あり(ただし3台分のスペースしかなく、小型車以外は利用しにくいため、近隣にある市民総合センター駐車場の利用を推奨。駐車場を利用しないお客様向けに特典価格が用意されています。) |
ホームページ | http://meharihonpo.com/ |
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もとや魚店
地元の魚介類販売所「もとや魚店」に併設されている飲食スペースもおススメです。
もとや魚店は、黒潮育ちの旨い魚にこだわった和歌山県みなべ町の天然物専門の魚屋さん。店頭に並んだ鮮度抜群の魚や干物をはじめ、定食などを店内で食べる事ができるイートインスペースが併設されています。
おまかせ刺身はごはん・みそ汁がついて1,760円。定食だけでなく、さざえ壺焼き(3 個1,210 円)や、焼きひおおぎ貝(3 枚550 円)など海の幸をたっぷりと楽しめます。
魚介類はお持ち帰りや地方発送も可能ですので、是非チェックしてみて下さい。
もとや魚店 店舗情報
所在地 | 〒645-0003 和歌山県日高郡みなべ町堺551 |
TEL | 0739724466 |
営業時間 | 9時~16時半 定休日:なし |
アクセス | みなべIC を降りて国道42 号を田辺方面へおよそ10 分 |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://meharihonpo.com/ |
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まとめ
和歌山県の田辺市にある天神崎で、ウユニ塩湖風の写真を撮影するための詳しい情報をご紹介しました。
気象条件や時間帯など条件が限定的なので、確実に狙ったような写真が撮影できるかどうかは誰にも分かりませんが、和歌山観光のついでに足を延ばしてみて下さい。
写真撮影だけではなく、天神崎の豊かな自然やユニークな生態系などを観察してみるのもおススメです。