巴陵院は、「禁裏御所坊」と称される皇室ゆかりの格式ある寺院です。
創建当初は「福蔵院」と呼ばれ、大永5年(1525年)に後柏原天皇の第三皇子、青蓮院宮尊鎮親王が寓居したことで「小田原御所坊」とも呼ばれました。
戦国時代から江戸時代にかけて相馬家、高木家、伊達家などの菩提寺となり、承応2年(1653年)に相馬義胤の法号にちなみ「巴陵院」と改称されました。
本尊は鎌倉時代作の阿弥陀如来で、親鸞直筆の「時雨の御影」や日本最古の霊石「本願石」などの寺宝を所蔵しています。
昭和初期に現在地へ移転し、葛城修験との関係が深く、本堂には役行者像と法螺貝が安置されています。

ぐるりん関西より引用
所在地〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山702
TEL0736-56-2702
営業時間
アクセス和歌山ICから約1時間20分
駐車場
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