壇上伽藍のすぐ側にある親王院は、真言宗の別格本山で、嵯峨天皇の皇太子であった真如親王が開基しました。
弘法大師の十大弟子の1人である真如親王は、弘法大師の肖像画を描いたことでも知られています。
本堂は蔵造りで、重要文化財の不動明王像を安置しています。
歴史を守り繋いでいくために蔵の建て替えの活動をされています。
所在地 | 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山144 |
TEL | 0736-56-2227 |
営業時間 | |
アクセス | 有田ICから約1時間20分 |
駐車場 | |
ホームページ | https://shinnoin.jp/ |
江戸時代の様式の残る唯一の寺
親王院は、今から約1200年前に嵯峨天皇の皇太子であった真如親王によって開基されました。
真如親王は、平城天皇の第三皇子であり、後に嵯峨天皇の皇太子となりました。
その後、出家得度し高野山に登り、弘法大師空海の弟子となり、十大弟子の一人で
現在の弘法大師肖像の元となった大師御影を描いたことでも知られています。
弘法大師空海の入定の際には、奥の院に付き添ったと伝えられています。
170年前に描かれた仙台藩御用絵師、狩野派菊田伊洲とその一門による壁絵・襖絵が残り、当時の生活を今に伝えています。
約350年前に建てられた本堂は蔵造りで、電気のない灯明のみの空間は高野山でも特に古い様式を残します。
智証大師円珍作の本尊不動明王像、白鳳時代の金銅阿閦如来立像、平安時代の木造兜跋毘沙門天立像などの重要文化財を
蔵しており、1000年前の平安時代から使われてきた燈火器の油壺、お香を長時間焚くための常香盤など大昔からの仏具類が残されており、しかも親王院では毎日日常の中で使われています。
近代高野山を代表する学僧が住職を務めた寺院でもあり、学問の拠点としての役割も果たしてきました。
近年では、歴史を守り繋いでいくために蔵の建て替えの活動をされています。
宿坊
客室は、170年近く前に建てられた当時のままの状態で残されており、大切に受け継がれた壁絵や襖絵があり、歴史を感じることができます。