和歌山城は、虎伏山(とらふすやま)に天守閣が立つ和歌山市のシンボル。
和歌山城公園や全国でも珍しいお城の敷地内にある入園無料の動物園や、岡公園茶室もあります。
四季折々の花や緑が溢れているので自然豊かな公園内をのんびりお散歩するのもおすすめです。
桜の時期には「桜まつり」(3月中旬~4月上旬)を開催。ライトアップもされていています。
紅葉の時期もおすすめです。

所在地〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁3
TEL073-435-1044
営業時間9時~17時30分
アクセス有田ICから約30分
駐車場駐車場あり
ホームページhttp://wakayamajo.jp/index.html

和歌山城について

和歌山城は、天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。
家臣の桑山重晴が和歌山城代となりました。

慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いの後、浅野幸長が37万6千石で紀伊に入国し、3番目の和歌山城主となる。

そして、元和5年(1619)、徳川家康の10男頼宣が55万5千石を拝領し、紀州藩が成立する。頼宣は二の丸を西に広げ、砂の丸・南の丸を新たに造成した。
紀州徳川家は、尾張・水戸とともに「御三家」と呼ばれ、8代将軍吉宗、14代将軍家茂を輩出。
暴れん坊将軍こと8代将軍吉宗も過ごしたお城です。
紀州藩がらみのドラマなど撮影されたそうです。もちろん暴れん坊将軍でも。

実際に上ってみました

今回は岡口門より入場しましたが、表門である一の橋を渡る大手門、江戸時代から残る赤く塗られている追廻門からも入場できます。
和歌山城の石垣には、紀州特産の青石(緑泥片岩)が多く使われているそうです。
刻印された石垣石が数多く見られ、調査によれば、約170種類の模様が、2100個以上の石に確認されています。
長い石段を登って新裏坂から天守閣へ。とても見晴らしがよく、歩いていても気持ちがいいです。

表坂から登ると本丸御殿跡があり、フォトスポットになっています。
裏坂へいくと人の形をした木の根があるそう。。
天守閣にはおもてなし忍者の方々がお出迎え。和歌山城をバックに写真を撮ってくださり、アングルが抜群でした。

桜が終わりかけの時期でしたが、和歌山城とマッチしていてとても綺麗でした。
城内には桜が沢山あるので、どの桜ビュースポットで写真を撮るのか迷ってしまいそうです。

御城院にも桜が…。
天守閣に入り、進んで行くと徳川家ゆかりの遺品などが多数展示されています。
ガイドの方の説明がとても分かりやすくて、質問すると丁寧に教えてくださいました。


最上階に上がると、和歌山市街が見渡せ、遠くには和歌の浦や高野山まで見渡せます。
城主の方たちも同じ景色を見ていたかと思うと感無量です。

参考
史跡和歌山城HP http://wakayamajo.jp/index.html

入場料:大人 410円  小人 200円(小・中学生)
御城印:1枚300円
※7月20日から8月31日までの期間、午後8時まで(入場は午後7時30分まで)、
和歌山城天守閣では、「和歌山城納涼ナイター」として、天守閣の入場時間を延長しています。

西之丸庭園(紅葉渓庭園)

紅葉渓庭園

和歌山城内にある風雅な庭園。天守閣から北側にある裏坂を下り、両手に白い土塀と青石の石垣が迫る小道を歩いていくとひなびた茅門が見えてきます。
紅葉渓庭園(西の丸庭園)は、徳川頼宣が西の丸御殿に築いたもの。浅野公時代に築かれた内堀の一部と虎伏山の起伏をたくみに利用した庭園です。
堀の中に浮かぶ「鳶魚閣(えんぎょかく)」は、雨の日に出かけるとけむるような水面に釣殿がほのかに浮かび上がります。
池は山すそから湧き出る泉を利用して作られ、池の中央には舟の形をした「御舟石」があり、鯉がに泳いでいます。
紅葉渓橋をはじめ、土橋、石橋と風情のある橋がたくさんかかっていて、紅葉の眺めや四季折々に趣のある風景を鑑賞できる雅趣豊かな庭園。

紅葉渓にある茶室「紅松庵」は木造銅板葺きの屋根が美しく映え、昭和48年に和歌山市の名誉市民である故松下幸之助氏が市に寄贈したものです。

入場料金:無料
営業時間:9:00〜17:00
定休日:12月29日~12月31日

【2023年版】和歌山県の紅葉・人気ランキング&紅葉スポット見ごろ情報

和歌山には、高野山や紅葉渓庭園(もみじだにていえん)をはじめ、紅葉の名所がたくさんあります。 和歌山県内で人気の紅葉の名所や、いつ見頃を迎えるのか?など、実際に…