和歌山県は生産量日本一。
特に「有田みかん」や「しもつみかん」などが有名です。
和歌山県の特産品である「有田みかん」は、約450年の古い歴史を持ち、日本の「みかん王国」の礎を築いてきました。
有田みかんは、約450年前の安土桃山時代、1574年に伊藤孫右衛門が肥後(熊本)から「八代の小みかん」の苗木を持ち帰ったのが始まりだそうです。
江戸時代、紀州藩の奨励により、水はけの良い急斜面に石積みの段々畑が整備され、大規模な栽培が始まりました。生産者は共同出荷組織「蜜柑方」を作り、品質を維持。大量に船で江戸へ送られ、紀州小みかんとして全国的なブランドを確立しました。
明治以降は、種のない食べやすい温州みかんへの転換に成功。長年の歴史と伝統、そして地形を活かした独自の栽培方法が、今日の高品質な「みかん王国」和歌山の礎となっています。
有田みかん
日本一の産地を代表する「有田みかん」が筆頭で、その中でも「田村みかん」「新堂みかん」「賢みかん」など地域別ブランドがあり、さらに貯蔵する「下津蔵出しみかん」、木で完熟させる「木熟みかん」、高糖度の「天」など、多様な高級ブランドが存在し、それぞれ甘さや酸味、食感に特徴があります。
有田みかん (ありだみかん)
和歌山県有田地区(有田市、有田川町、湯浅町、広川町、)で作られる温州みかんのことで、商標登録されています。
土づくから始まり、剪定や病害虫の防除、水分管理から摘果まで、手間暇かけて生産されたものを、さらに選果場などで選別して一定基準を満たした果実だけが「有田みかん」として出荷されます。
「有田みかん」の中でも、湯浅町田村地区で栽培された「田村みかん」、有田市新堂地区の「新堂みかん」、有田川町賢地区の「賢みかん」など、それぞれの地域でブランド化され、出荷されているものもあります。
・田村みかん (たむらみかん)
有田みかんの中でも、湯浅町田村地区で栽培されるブランド。濃厚な甘みとコクが特徴で、プレミア感が強いです。
・新堂みかん (しんどうみかん)
有田市新堂地区で栽培されるブランド。上品な甘さと香りが人気です。
・賢みかん (かしこみかん)
有田川町賢地区のブランド。苦土を多く含んだ土壌で育ち、コクのある濃厚な味わいです。
◆極早生(ごくわせ)9月中旬~
もっとも早い時期に収穫されるミカン。外皮にうっすらと青みがあり、実を包む半透明の薄皮「じょうのう」がやわらかく、酸味があるのが特徴。
≪品種≫ゆら早生、日南1号、上野早生、大浦早生など
◆早生(わせ)11月上旬~
皮が全体的に黄色味を帯び、甘みとさわやかな酸味のバランスが良く、「有田みかん」として最も多く出回るのが早生ミカン。シーズン最盛期の「有田みかん」らしいミカン。
≪品種≫田口早生、宮川早生、興津早生など
◆中生(なかて)12月上旬~
収穫期が遅い分、日照時間が長く糖度が高くて酸味はまろやか。外皮も薄皮もやや厚めな分、日持ちします。甘~いミカンをお望みなら中生がおすすめ。
≪品種≫向山、きゅうき
◆晩生(おくて)12月下旬~
シーズン最後に出荷される甘みを蓄えたミカン。外皮も薄皮も硬く、長期保存向き。同じ和歌山県内の海南市下津町の「蔵出しみかん」はこの晩生品種を木箱に入れて、木造・土壁の貯蔵庫で約1~2ヵ月の間、熟成されたものが多いです。
≪品種≫林、丹生(にゅう)、青島
和歌山県ブランドみかん
下津蔵出しみかん (しもつぐらだしみかん)
和歌山県海南市下津町で生産される地域ブランドのみかんで、「蔵出し」によって貯蔵熟成され、まろやかな甘みとコクがあるのが特徴です。
傾斜地の地形を活かした独自の石積み技術など、伝統的な手法の「下津蔵出しみかんシステム」は日本農業遺産にも認定されており、晩生品種が主体で、収穫後に貯蔵することで酸味が落ち着き、濃厚な甘さになります。
12月に収穫したものを貯蔵して1月〜3月頃出荷されます。
【購入できるお店】
JAながみねファーマーズマーケット とれたて広場
〒642-0019 和歌山県海南市重根西2丁目3−5
9時~17時
道の駅 海南サクアス
〒649-0141 和歌山県海南市下津町小南51番地1
9時~17時
木熟みかん (きじゅくみかん)
主に和歌山県(紀南地方など)で生産される、早生温州みかんを通常より長く(200日以上)樹上で完熟させてから収穫する特別なみかんのことで、甘みが凝縮され、酸味と甘みのバランスが良く、薄皮でコクのある濃厚な味わいが特徴です。通常11月に出回る早生みかんを12月頃まで木で熟成させるため、農家にとってはリスクも伴いますが、その分「とろけるような甘さ」と表現される美味しさが魅力で、糖度も高くなります。
【購入できるお店】
JAわかやま ファーマーズマーケット紀菜柑
〒646-0005 和歌山県田辺市秋津町752−1
9時~18時
0739-81-0831
木熟みかんの代表格 天 (てん)
紀南地域で糖度センサーで選別された、特に糖度が高いプレミアムみかん。
さらに上のブランド「極天(ごくてん)」
「天」の中でも、さらに糖度13度以上など、より厳選されたトップクラスのものが「極天」として扱われます。
有田みかんが購入できるお店
ファーマーズマーケットありだっこ
〒643-0025 和歌山県有田郡有田川町土生33-1
9時~18時
どんどん広場
〒643-0811 和歌山県有田郡有田川町庄1003-2
8時~17時30分
伊藤農園直営ショップ みかんの木
〒649-0435 和歌山県有田市宮原町滝川原518番地4.2
9時~17時
早和果樹園直営ショップ 早和果樹園本社店
〒649-0434 和歌山県有田市宮原町新町275-1
10時~17時
マルシ農園(司郎商店)
〒643-0801 和歌山県有田郡有田川町徳田420
電話番号: 090-1953-8407
古由青果 フルーツショップ ふるよし
〒643-0004 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1074
9時~17時 定休日:日曜
みかんを使ったスイーツ
海南サクアス シモツフーツ
下津蔵出しみかんソフト
〒649-0141 和歌山県海南市下津町小南51−1
9時~17時
バウムクーヘン専門店 MAHALO(マハロ)本店
生バウムクーヘン有田みかん
〒649-0433 和歌山県有田市宮原町須谷533−1
9時~17時30分(定休日:日曜)
ジェラート専門店 もぎたてありだ
有田みかんとまりひめのダブル
・本店(テラスカフェ「ライスフィールド」の敷地内)
〒649-0316 和歌山県有田市宮崎町272−1
11時~16時(営業日:土曜日曜)
・ミオ店
〒640-8331 和歌山県和歌山市美園町5丁目61 和歌山MIO 1F
9時~20時
みかんの木(伊藤農園直営カフェ)
老舗農園の直営カフェでみかん三昧
極早生みかんのプレミアムパフェ、100%ピュアジュース 3種の飲み比べセット、有田みかんサイダー
・カフェ みかんの木
〒649-0435 和歌山県有田市宮原町滝川原518番地
9時~17時
・みかんの木 和歌山城前店
〒640-8156 和歌山県和歌山市七番丁26−1 ダイワロイネットホテル和歌山 1F
11時~19時
早和果樹園 本社店
100%無添加ジュース味こいしぼり、みかポンバニラ、おふくろスムージー
〒649-0434 和歌山県有田市宮原町新町275−1
10時~17時
・terrace & marche 果汁と果実
〒649-0434 和歌山県有田市宮原町新町276-1
10時~17時
Deck Cafe @Arida
季節のフルーツワッフル、日本一の有田みかんのショートケーキ、日本一の有田みかんまるごとパフェ
〒643-0025 和歌山県有田郡有田川町大字土生44−1
9時~18時
cafeK&K
11月から春ごろにかけて「有田みかん」を手絞りした「生絞りミカンジュース」(500円)が味わえます。
〒649-0131 和歌山県海南市下津町塩津1442−14
11時~15時(定休日:火曜水曜木曜)
Citrus Kitchen(ポルトヨーロッパ 産直マーケット「紀ノ国フルーツ村」)
9月中旬頃に登場するのが、和歌山県産の温州みかんを使用した「生搾りジュース」。
一杯ずつ手絞りされ、果肉入りのシュージーな味わいです。極早生(ごくわせ)、早生、中生(なかて)、晩生(おくて)と、収穫時期ごとに異なる味わいが楽しめます。(9月下旬~翌年2月)
〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527
10時~17時


